事故が生じた時に、実際に存在する契約義務を整理してみよー
その前に
最近世界中で認識され問題視すれているマウントを取る人を理解しておくと真実が府に落ちやすいですよ。
【契約義務がある】
①保険契約
ユーザーが保険料を払い契約成立していれば、保険会社と代理店には義務がある。
保険契約に係る義務内容はザックリとこういう感じです。
『事故が生じた時と場所において、損傷したお客様の財物を事故直前の状態に復旧する費用をお支払いします』
保険会社が販売した契約保険金の基準や、品質、価格、取引方法は、売り手と買い手しか知らない。
買っていない被害者も車屋さんも、もちろん知るはずがない。
②代理販売
保険会社と販売代理店の金融業に関する委託販売契約。
お買い物をする大衆感覚の一般論として、お金を払った相手ではなくて、買ったと申告した相手に商品の引き渡し義務があると認識します。
この場合の商品は、もちろんお金、保険金。
『保険料払ったから、保険金を契約通り私本人に納品してね』
というのが一般常識しか知らない大衆です。
保険金を買った人は、品質表示し納品する相手は、保険を売った人と認識しています。
つまり、直前の状態に復旧するために必要な費用を見積額にする義務は保険代理店にあると認識しています。
③損害調査
『事故が生じた時と場所において、損傷したお客様の財物を事故直前の状態に復旧する費用をお支払いします』契約義務は、販売した保険会社や代理店自身の販売者責任です。
損害調査員は、販売者責任により外部委託先に義務を業務委託している場合があります。
販売者責任により自社社員に損害調査を義務命令する場合があります。
損害調査に係る契約本人同士以外には、何もわかりません。
【契約義務がない】
①代理人弁護士
とくに異論がなければ依頼発注する事もありません。
②修理する修理工場
そもそも、ユーザーであり保険金を請求する可能性があるに過ぎないあなたは、事故が生じた直後に。
保険金の額の提示も受けていないのに。
修理するか、しないか、買い換えるか、保険金請求するか、決まっていますか?
決まっていないのに、先に修理する工場が決まっていたら、請求側、保険会社に係らず、保険金詐欺を疑われると僕は思います。保険会社だって保険金の着服はできると思いますよ。
保険会社指定工場に保険会社側で決まっていて、繰り返し保険会社指定工場との契約を斡旋される事に対する大衆の不満の存在は聞いています。
ユーザーが自分で修理希望を決意した時に、普通それから発注先を探します。
③修理する工場の見積もりと損害写真
『事故が生じた時と場所において、損傷したお客様の財物を事故直前の状態に復旧する費用をお支払いします』に係る見積書や写真は存在しません。現実として存在するのは損傷車だけです。
しかも保険契約を知りません。
契約に係る損害範囲も、保険契約に係る計算基準も分かりません。
目的が明確な発注書すらありませんし。
そもそも『提供していただけますか?』などの伺いすらないマウントです。
僕の場合は、伺いがあれば『必要なら提供しますが、車来たら見に来てはいかがですか?その後、損害内容はともかく、査定額を教えてくれれば、ほとんどのユーザーは自分の基準で注文するので、ちょうどよくはならないですが、額を予算として、その額前後でユーザーが弊社との車体整備契約だけじゃなくて、保険の方も満足合意できるように挑戦はしてみますが?ユーザー本人が額に不満なら、その時僕の《直前の状態に復旧する費用》意見は、ユーザー本人からの依頼で有料で書きますよ。誰が見積経費払うか、誰が何に使用する目的としたものかも分からない見積書なんか書けないでしょう(笑)』というもので、実際書いた事はなかったです。
アジャスターが申告した額前後でユーザーに満足してもらうのは簡単な事ではありませんが、みんな良いユーザーさんで、協定もする必要がなかったです。
『見積と写真よこせ。協定しろ。』と部外者に要求するのは無責任なマウントです。
『見積と写真、くれますか?協定要りますか?』と部外者に伺う人は、責任強く支払いも早いようです。
もちろん、実際に事故直前の状態に復旧する修理なんてのは不可能で、それに限りなく近く修理する事を要求するユーザーさんもいれば、最初から耐久性と美観が常識内ならと妥協しているユーザーさんもいましたし、結局修理発注せずに『事故が生じた時と場所において、損傷したお客様の財物を事故直前の状態に復旧する費用をお支払いします』の額を受け取りる目的に付き合わされ、Tディーラーに新車来るまで代車も貸したままという理不尽もありました(笑)
『だから修理工場に入庫と代車提供をマウント斡旋するなよなー』と、保険会社担当者に呆れ果てた事もありました。
だって保険契約に係る義務も、代理販売の義務も、損害調査に係る義務もない。
【マウント】
義務のない車屋さんという他人を保険屋さんやアジャスターが良い人と勝手に決めてしまい、脅迫したり屁理屈つけたりするマウントは、義務に対する無責任や責任逃れから生じるんだと思います。
義務がない良い人の他人が代わりに責任を果たす事は出来ますが、義務のある責任ではありませんよね。
真実の義務は必ず本人に返る。
正義は必ず遅れてやってくる。
無責任で迷惑なマウントは、今全人類から敵視されています
保険契約約款集
僕の個人保険契約は請求経験から、当地域において裏技や力関係が関与しなくても、契約義務を普通に履行したこの保険会社と契約していますので、参考に約款集をリンクしておきます。
https://www.sompo-japan.co.jp/~/media/SJNK/files/kinsurance/yakkan/kokunai1409_yakkan.pdf
経験上想定される余計な心配からくる卑怯な陰口集
①アジャスターからの保険金が安くなると儲けない。
そもそも保険金の安い高いは、保険契約者と保険会社の問題。
部外者が関わるマウントはよろしくない。
また儲けとは売上を指すのか利益を指すのかわからないが、他人の権利なんだから保険金だと思わず、ユーザーの予算という本質で捉えて、その額で利益が出るように車体整備契約すれば利益は儲かる。
ユーザーが保険料額に比べて保険金安いと思ったら、ユーザー本人が次買わなきゃいい。
ユーザーに経験させないのは、余計なお世話マウントだと思う。
それが競争原理。
②加害者の保険会社は保険金安くしようとする
被害者に賠償金を払う義務がある加害者は、なんとか示談金で済ませるために保険を買っているだけ。
被害者は加害者に対して損害賠償請求したらいいし、それより保険金が安いのは、加害者と保険会社の問題だから関わらなきゃいい。